いけばな・重陽のお節句

画像



旧暦の9月9日は菊の花のちょうど美しい頃
重陽のお節句です。

画像の格花は先日の流の研究会の実習花です。
「格花」とは、流の伝承の華ですから
少し、いろいろと約束事があります(^^;)
その約束事に添ってお花をいけ上げていきます。



画像



    この重陽の華は花数と色の位が大切な約束事です。
    お伝書に「重陽の花は菊五色を置花器にいける」とあります
    五色とは、菊の花の、白・黄・赤に葉を青色とし、花器に入った
    深い水(本来は寸胴などでいけることを基本としますので)を
    黒色とします。
    画像は水盤にいけたものですので、花器に黒を選びました。


そもそも「重陽」とは、中国の重日思想からおめでたい
特別な日付と考えられていたそうです。
(重日とは月の数と日の数が重なる日を言う)
そして9月9日と9が重なることから「重九(ちょうく)の節供」とも言います
中国の陰陽説から、奇数は陽の数、偶数は陰の数とされていました。
9は一桁奇数の一番大きな数で「陽の極まった数」として
陽数を代表する数と考えられました。

そして旧暦のこの日は菊の盛りの頃であることから
「菊のお節句」とも呼ばれ、菊の花を飾ります。
菊の花に綿をかぶせついた露を飲むと邪気をはらうとも言われ、
不老長寿を祈る日です。 お酒に菊の花を浸したものや
食用の菊を使った菊料理などを頂きます。


現在の「重九」は9月9日はまだまだ菊の盛りの頃とは言えない気候ですが
10月になって、やっとそろそろ・・・^^♪ 少し地味な印象の花?!^^;
菊ですが、最近は種類も増え、「マム」と言う響きに似合うカラフルで
可愛らしい形のものも出回っています。これからが時期の花・・・
いろんな菊をご覧になるのもいかがですか? ^v^



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 秋のお節句。「重陽」

    Excerpt: 本日の画像は、流のいけばな「重陽の節句」です。 Weblog: フルールミーナジュエいけばなプリフラ教室・大阪東京 racked: 2011-09-09 20:31